水抜きボーリング用二重式排水管
MTパイプ
ミズトール
排水効率は従来管の約7倍!
孔壁に湧出する地下水を強力に捕捉します。
MTパイプとは
MTパイプは硬質ポリ塩化ビニルを主材料とした二重式集水管で、最も基本的な地すべり防止工法である「地下水排除工(水抜きボーリング工)」の効果を高めるために考案されました。排水効率が従来管の約7倍高いため、地すべりの抑制効果が向上し、孔口周辺の小崩壊などの不安定化を防げます。また、横ボーリング工と集水井内からの集水効率も向上し、地すべり対策工のコスト縮減や安全性の向上にもつながります。
MTパイプの特長
01
孔壁に湧出する地下水を強力に捕捉
地下水は、上下左右のあらゆる方向から湧出します。MTパイプは、2mごとのバッカーで湧出した地下水を堰止め、スリットを通して外管内に強制的に取り込む構造になっていますので、地下水を強力に捕捉できます。
02
捕捉した地下水を逃がさない
外管のスリットから取り込んだ地下水は、異径ソケットを介して次から次に無孔の内管を流下し、逃がさず排水します。
03
目詰まりが起きにくい
従来のストレーナーの形状は5mm円孔であるのに対して、MTパイプの場合はスリットが3mm×100mmですので、開口率が大きく目詰まりが起きにくい構造になっています。
04
従来の単管と比べて強度が劣らない
材料は従来と同じ硬質ポリ塩化ビニルで、二重管になっているため、強度的には同程度かそれ以上が期待できます。
MTパイプの施工適用事例
横ボーリング
集水井工
急傾斜地崩壊防止
盛土崩壊防止
既設トンネル内の排水(排水トンネルを含む)
地下水排除工機能再生